HOME > 首の問題
・首のこりや張り感
・寝違え
・ムチウチやその後遺症による痛み
・頚椎ヘルニアに伴う痛みやシビレ
・逆流性食道炎や胃の不調など、食道の影響による首の辛さ
などが首の主な症状です。
首の前面を支える筋肉
・前斜角筋
・中斜角筋
・後斜角筋
は頚椎と肋骨を繋いで首を支え、
・胸鎖乳突筋
は鎖骨と側頭部を繋ぎ頭を支えています。
首のこりや張り感、寝違えは、主にこれらの筋肉に問題が生じると起こりやすい症状です。
※肩こりは主に肩から首の後面を支える僧帽筋などが原因になります。
体幹の重心バランスが崩れるとバランスを取るために頭に傾きが起こります。
斜角筋や胸鎖乳突筋の左右のバランスが崩れて、頚椎や上部の肋骨などの歪みも起こってきます。
首に症状が現れていても、体全体の歪みやバランスの崩れが原因で症状が起こる場合が多く、全身のバランスを安定させることが重要になってきます。
寝違え
寝違えは長時間同じ姿勢で筋肉が引き伸ばされておこります。
寝違えの原因は、寝返りの打てないソファーや座ったままで寝たり、枕や寝具を変えた後など、寝る時の環境の問題がある場合、季節の変り目などで温度変化に自律神経の体温調整が上手く対応出来ないとき(筋肉が代謝不良になりやすく、普段から寝返りが少ない人に問題が起こりやすい)、肉体の疲労が強く寝返りがを打つ体力がないような状態のときにおこります。
寝違えの施術は、筋肉が強く引き伸ばされて炎症しているので、筋肉の揉み解しや刺激を加える強い矯正は避けて、体全体のバランスを調整し首の負担を軽減させる施術を行います。
家庭では首のストレッチや入浴などは、通常、症状を悪化させる場合が多く、特に受傷当日は避けるようにし、炎症が強い場合はアイシングをして頂く事があります。
むち打ち症は、交通事故やスポーツなどで頭部が激しく前後に動くことで首が鞭のようにしなり、筋肉や靭帯の損傷、神経根の引き伸ばされ損傷します。重傷の場合は脊髄の損傷や硬膜が破れて脳脊髄液がもれることがあります。
一般に受傷直後は興奮状態や痛覚の麻痺のために症状が出ないことが多く、数日たってから首の痛みや肩のこり感、重さといった不調が出はじめ、次第に首が動かせない、上肢のだるさや痺れ、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、倦怠感などの症状が現れてきます。
重度のムチウチは、頭部が前後に激しく振られる時に起こる引き伸ばしによる靭帯や神経の損傷が強く、頚椎、鎖骨、上部胸椎、上部肋骨も大きく歪むために、症状が長く続き後遺症も残りやすくなります。
むち打ち症は、首周辺にだけ症状が出ていても、頭や頚椎に強い衝撃が入るため、背骨全体の歪みや重心バランスが乱れます。
首周辺の症状が炎症が治まって出なくなっても、体全体の歪みがそのままの状態だと、殆んどの場合、数ヶ月や数年たってから首の症状だけでなく、腰痛や膝の痛み、肉体疲労、代謝不良など様々な後遺症として現れてきます。
ヘルニアや関節の変形などの原因となることも多く、過去に軽いむち打ちがあって、現在、何らかの症状がある方は、ムチウチ受傷時の骨格の歪みの影響によって症状が出ていると考えられます。
頚椎にも腰椎と同じ椎間板があり、腰椎ヘルニア同様に頚椎ヘルニアが起こります。
頚椎の椎間板は頚椎1番と2番の間にはなく、ほとんどの場合ヘルニアは下部の頚椎間で起こり、関節の構造上、首の後ろ側に出ることが多く、首や肩、腕の両側に症状が出る事があります。
頚椎椎間板ヘルニアの原因は、ムチウチなどの外傷、不良姿勢によるストレートネック、加齢による椎間板の変性などがあります。
頚椎ヘルニアの施術は、ストレートネックや猫背など、ヘルニアが神経を刺激しやすい体の歪みを改善することで行います。
※重度のヘルニアや筋肉の萎縮、排尿障害などの下肢症状が出ている場合は医療機関の受診が必要になります。
逆流性食道炎や胃下垂などによって、首の中を通っている食道に負担が掛かると首を支えている筋肉の緊張や頚椎のゆがみの原因になる事があります。
慢性的な首の症状で、食道、胃の不調や下痢、便秘など消化器系の問題がある場合は、内臓の状態を安定させる施術が必要です。
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