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手足の筋腱の使いすぎによる炎症をおこした状態は「使いすぎ症候群」といわれ、炎症をおこした運動を控え安静にして炎症を沈めることが重要になるのですが、損傷した筋腱が付いている関節の歪みや神経支配している背骨にも歪みがおこっています。
背骨から出ている神経が途中の関節で問題を受けていることが症状の原因の場合があります。腕の場合は、頚椎から出た神経が鎖骨と肩甲骨の間(胸郭出口症候群)を通るときに圧迫されて腕の筋力が低下し、この状態で使ったために症状が出ている場合があります。
運動を止めて炎症が収まっても使うとすぐに再発する場合は、体全体の歪みを調整する必要があります。足も痛みが出ている途中での神経の影響や神経の出ている背骨自体の歪みや体の全体バランスの崩れが原因の場合があります。
通称ゴルフ肘と言われる肘の上腕骨内側上顆部に炎症が起こり痛みが出る症状です。手首を内側に曲げるときに使う腱を痛めています。ドアノブを回したり雑巾を絞る時や掌を上にして力を入れたり、物を持ち上げるときに痛みが肘の内側に出ます。
肘関節で前腕の内旋運動に問題が出ている場合が多く、殆んどの場合肩関節にも歪みが起こってます。手のひらを下にしにして物を持つときに痛みだけでなく、握力の低下も見られます。握力の低下があるときは、手根骨や手指骨の歪みも起こしている場合が多いため調整が必要になります。また、肋骨の可動域に問題がある場合があります。
問題の起こる筋肉は前腕の手首を曲げる働きをする屈曲筋の緊張と腱部の炎症が見られます。
通称テニス肘と言われる肘の外側の上腕骨外側上顆部に炎症が起こり手首を甲側にそらす動きで痛みが出ます。手のひらが上になる状態物を持ったり雑巾を絞るような動作で肘の外側に痛みが出ます。
肘関節で、前腕の外旋運動に制限がある場合が多く、肩関節や、握力低下がある場合の手指骨や手根骨の歪みの調整、上腕骨内側上顆炎と同様に肋骨の歪みがあることが多いので調整を行います。問題の起こる筋肉や腱は、前腕部の手首を反らす動きをする伸筋群です。
症状は手指のしびれと夜間の痛み、起床時の手のこわばりや痛みがあります。指を動かしたり、手を振ると軽減します。
ひどくなると夜間痛のしびれで眼が覚めたり、指の知覚障害、母指のつけ根がやせて物をつまむ動作がし辛くなります。
手のひらの付け根の手根骨にある手根骨と手根靭帯で出来ている手根管と呼ばれるトンネル状になった部分を通る正中神経と指の屈筋腱が圧迫されて起こります。
女性の方が10倍近く男性よりも多く、妊娠出産時と更年期に見られることが多く、殆んどの場合はホルモンバランスが乱れ(靭帯組織が不安定になる)たときに手の使いすぎによって、屈筋腱が炎症しておこります。
施術は、ホルモンバランスの安定のため、副腎調整、脳下垂体部の頭蓋骨の歪みの調整を行って、靭帯の状態を安定させてから、手根関節の歪みの調整を行います。
また、糖分の摂取量が多いと内分泌ホルモン系に負担が掛かる為体のホルモンバランスが安定しずらくなるので、糖分の摂取が多い場合は、症状が落ち着くまでは控える必要があります。
母指(親指)の伸筋腱が通る腱鞘の中で炎症が起こり、母指の曲げ伸ばし時に痛みがでます。女性に多く、出産前後や更年期などのホルモンバランスが乱れて靭帯組織が不安定になるときに母指の使いすぎで起こります。
施術は、副腎や下垂体などの内分泌ホルモン系の内臓、頭蓋骨調整をおこない、母指手根関節を調整します。糖分の過剰な取りすぎは、ホルモン内分泌系に負担が掛かるので、糖分の摂取量が多い人は、症状の安定まで控える必要があります。
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