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手足の筋腱の使いすぎによる炎症をおこした状態は「使いすぎ症候群」といわれ、炎症をおこした運動を控え安静にして炎症を沈めることが重要になるのですが、損傷した筋腱が付いている関節の歪みや神経支配している背骨にも歪みがおこっています。
背骨から出ている神経が途中の関節で問題を受けていることが症状の原因の場合があります。腕の場合は、頚椎から出た神経が鎖骨と肩甲骨の間(胸郭出口症候群)を通るときに圧迫されて腕の筋力が低下し、この状態で使ったために症状が出ている場合があります。
運動を止めて炎症が収まっても使うとすぐに再発する場合は、体全体の歪みを調整する必要があります。足も痛みが出ている途中での神経の影響や神経の出ている背骨自体の歪みや体の全体バランスの崩れが原因の場合があります。
機能性の膝の問題
膝関節の動きは屈曲進展(曲げ伸ばし)運動が主体で廻旋運動は前十字靭帯と後十字靭帯で制限されてわずかな範囲しか動きません。関節と関節の間の半月版は内側を内側側副靭帯、外側を外側側副靭帯で膝関節と共に横ズレが起きないように保護されています。
スポーツや運動などで継続的な圧力が膝の内側や外側、捻るように掛かりと半月版と膝関節のバランスが崩れ負荷の掛かる部分に炎症がおきます。外傷などで急な衝撃が膝関節にくわわると靭帯や半月版、膝蓋骨の損傷がおこり外科的な処置が必要になります。
膝関節は横方向や捻る方向の力が掛かると障害をおこしやすく、膝の内側では鷲足炎やタナ障害、外側では腸脛靭帯炎などの症状が起こります。関節に上下から圧力が掛かると半月版の損傷やジャンパー膝、オスグッドなどの症状が起こってきます。
循環障害による膝の問題
膝関節にはクッションの役割をする滑液包と呼ばれる液体が入った袋が、腱や靭帯同士が接触して傷つかないように沢山あります。下半身の循環が悪く浮腫んだ状態になると滑液包にも液体がたまりやすい状態(膝に水が溜まる)になります。
滑液包に水が溜まると膝関節に付着している腱や靭帯の働きを邪魔してしまい、膝関節が不安定になって関節軟骨を傷つけます。水が頻繁にたまって膝関節の軟骨を繰り返し傷をつけると、膝の変形が起こってきます。
足の浮腫みや冷え性がある、立ってる時間の長い方で膝の痛みがある場合は、体の循環機能の問題が膝の痛みの原因になっている場合があります。
股関節は骨盤と大腿骨とで出来ている関節で骨同士は靭帯でつながりがあり、関節の密着性も強く回りも靭帯で補強されています。
股関節の歪みはほとんどの場合、外に廻旋して動きが止まるか、内側に廻旋して動きが止まっているかのどちらかで、股関節を外側に捻る働きをする筋肉の緊張が強いか、内側に捻る働きをする筋肉が緊張しているかで、股関節の歪みの方向が決まってきます。
股関節に付着している筋肉は骨盤や腰椎の歪みによって働きに問題が起こり、股関節に影響を起こしています。股関節の動きだけ改善しても元の原因の骨盤や腰椎の歪みが修正が出来ていないと症状が安定しません。股関節に歪みがある場合、そ径部で血管の流れを悪くするため、下半身の循環不良をおこして、膝の痛みや足の浮腫み、冷え性の原因となる事があります。
足低筋膜炎、踵骨痛、モートン病、外反母趾、変形性足関節症など痛みの出る部位は様々ですが、その殆んどが体をささえる為の重心バランスの偏りで、元々体を支えながら重心移動をして、歩行を行えるように足底にバネとクッションの役割をしている、母指・小指・踵を結ぶ三角形を形成する内足アーチ・外足アーチ・横アーチの三つのバランスが崩れて起こります。
外反母趾、モートン病は足に負担の掛かる靴など問題で足底アーチが崩れ、足底筋膜炎、踵骨痛は前後への重心バランスの偏りで足底のアーチが崩れ、筋膜が引き伸ばされたり、筋膜の付着する踵の部分で炎症をおこし、変形性足関節症は加齢や運動不足などが要因で体を支える足底のアーチが崩れます。
それぞれ要因は違いますが、施術では体の重心バランスを安定させて、片方の足だけに負担が掛からないようにし、足底のアーチを正常な状態に戻すことで足関節の症状を改善していきます。
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