TOP > 症例集 > 手、足の症状 > 犬の散歩後に股関節の痛みと腰痛...(高取町 60代女性)
二ヶ月前に犬の散歩中、犬が驚いて走った時に右足出踏ん張って止める。その後から腰のつっぱった様な痛みと股関節の付け根に、起き上がりや立ち上がり、歩き始めに腰から股関節にかけて、痛みやつっぱり感が出る。歩き出すと痛みは消えるが、しばらく歩き続けると腰から股関節に、うずくような痛みが出る。台所で10分ぐらい立っていても、うずく痛みが出てくる。
<初回の状態>
立ち上がる時と起き上がりに腰と右股関節に痛みが出る。片足立ちは右足がぐらついてしまう。右の股関節が開きにくく、開くと足の付け根に痛みが出る。
<施術の経過>
骨盤が右側にネジレが強いので、骨盤の矯正を最初に行い、右股関節の関節の制限を矯正する。右の股関節を開いてもらうと、痛みがないので起き上がって立ってもらう。起き上がるときの痛みは腰に少し出るだけで、立ち上がりは痛みはどこにも感じない。歩き始める時に股関節につっぱる様な痛みが少し出る。背骨と首の矯正でバランスを取り、初回を終わる。
<二回目は五日後>
台所に立っていて痛むことがなくなって、歩いても痛みが感じることはなくなったとのこと。起き上がり、立ち上がり、歩き始めはに、まだ腰から股関節の違和感とつっぱる様な痛みが出る。
骨盤の歪みは初回よりないが、右の骨盤の関節に歪みが出ている。右股関節は開きが良くなっているが、開くと足の付け根に痛みがある。骨盤と股関節を矯正、腹部の緊張が強いので、腹圧調整し腹式呼吸をしやすくしてから、腰の骨と首の矯正して起き上がり時の痛みを確認してもらう。痛みや違和感はないが、片足立ちでまだ右足ががぐらつくので、骨盤の歪みが強い右側の関節が、不安定な状態で、体をまだ支えられていないので、症状の完全に出なくなるのに、もう少し時間がかかることを伝える。
<三回目は一週間後>
歩きはじめや朝起きる時に股関節につっぱる感じの痛みがあるが、腰には痛みはなくなったとの事。右の骨盤の歪みが少し出ているのを矯正し、右股関節が開くように矯正する。立ち上がって歩いてもらうと痛みがないが、少し右の足の付け根に張るような感じが出るとの事。片足立ちは右がややぐらついて、不安感を感じられる。腰の骨の矯正と足首の調整をすると、歩き始めの足の付け根の張り感はなくなり、片足立ちも安定する。右の骨節の状態がまだ少し不安定なので、10日後にもう一度施術をする。
<四回目は10日後>
特定の動作で痛みを感じることはなくなったが、ふとした動きの時に、右足の付け根に鈍痛が出るときがある。
骨盤は余り歪みはないが、骨盤の右の関節の周辺の筋肉の緊張と右股関節の動きを調整し、ひざ、足首の矯正をする。片足立ちでもぐらつきはなくなる。右の骨盤と股関節が大分安定しているので、今回で様子を見ていただくことにしました。骨盤の関節や股関節に負担が掛からないように、一ヶ月ぐらいきつい運動を控えて貰うことにしました。
<メモ>
右の骨盤の関節の靭帯を犬が走った時に強く痛められていました。骨盤を支えている靭帯が痛むと、矯正しても中々安定が出来ないので、繰り返し歪みを矯正しました。右の骨盤が歪むので、右股関節にも歪みが出てしまい股関節痛がでていました。靭帯を痛めると骨格の歪みがなくなっても、完全に靭帯が回復するまで無理な運動を控える事が大切です。
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