TOP > 症例集 > 手、足の症状 > 歩行時や寝ている時に右の股関節の痛みと腰痛...(橿原市 60代女性)
春先に庭の手入れをしていて右の腰を痛めて、最初は腰の鈍痛が続いていてが一ヶ月ぐらい前から、座っていて歩き出すときや右を下にして寝ていると、右股関節が疼くような痛みが出るようになる。
<初回の状態>
立位での重心は右後方に崩れていて、片足立ちも右が不安定、歩き出しは右足付け根に軽い鈍痛、仰向け寝で右足を上げると、右腰と股関節に痛み、骨盤を捻る動きでも同様の痛みがある。
筋力バランスは、右足の筋肉、右大腰筋、左上腕二頭筋、三角筋が弱化している。
<施術の経過>
最初に両足首のバランスを調整し骨盤と右股関節の歪みを調整する。
右足を上げるときの腰痛はなくなるが、股関節はまだ痛みがある。
次に背骨全体の調整とふくらはぎ、アキレス腱のバランスを取り、腹圧調整をする。
調整後、足を上げてもらうと足の付け根の違和感だけになり、起きて歩いて貰っても、違和感だけで痛みはなくなる。
<二回目は五日後>
腰痛はほとんどなかったが、夜寝ている時の股関節の疼くような鈍痛は、強く感じる日があったとの事。
足の筋肉と大腰筋には筋力の弱化があり、右足を上げる時と歩き出し時に右股関節に鈍痛がある。
施術は骨盤と右股関節、脊柱の調整と、足首から全身のバランスを取り重心を安定させました。
調整後、弱化した筋力は回復し、股関節の痛みはなくなりましたが、歩行時の違和感が少し残りました。
<三回目は一週間後>
前回の施術後、次の日まで股関節の違和感が歩くときにありましたが、今はなくなっていて、夜少しだけ、だるさのような痛みを感じることが何回かあったとの事です。
歩行時の痛みや違和感はなく、右足を上げるときに、若干の足の重さと力が入れにくい感じがある。
右足の股関節と全身の調整をした後は、右足の重さや力の入りにくさがなくなりましたので、今回で施術を終わりました。
<メモ>
右腰を痛め、右側全体の軸バランスが崩れていました。
その状態で使っていたために右股関節で無理に右半身を支える形になり、右股関節に症状が出ていました。
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