TOP > 症例集 > 手、足の症状 > 右腕のシビレと左腕が上げると痛い...(橿原市 40代男性)
仕事で頻繁に重いものを下げるので、腕や腰が痛くなることはあったが、たいてい湿布薬を張っていると治まっていた。10日ぐらい前から右腕が痺れてきて、湿布薬を張っていたが痺れが強くなってきた。左腕も痛くなってきて腕を上げたり、物を持つときに痛みで力が入らない。
<初回の状態>
右腕は肘から先の小指側に痺れがあり、手を握るのに力が入らない。左腕は前に上げるときに肩の前面に痛みが出て、物を持つと肘の内側に痛みがある。体の重心バランスは後ろに倒れやすい状態。
<施術の経過>
体全体の歪みは、骨盤と下半身が左へ回転性の歪みがあり、それに伴い右肩が上がりながら前に出ていて、左肩は後ろに捻れるように歪んでいる。
最初に骨盤と下半身の歪みを調整する。足首は左が伸ばしにくく伸ばすと攣りかける。左足首のバランスを取ってから骨盤の歪みを調整し、左右の股関節のバランスを取る。足首を伸ばしても攣りかけることはなくなる。
肩と右腕の関節を右腕の捻れを取って合わせ、肘の歪みを調整する。痺れはまだ残るが軽減し、手を握るときに力が入るようになる。
左腕は肩周辺の筋肉の調整と前腕の捻れを取ると、物を持ち上げるときの痛みと腕を上げても痛みは出なくなる。重心バランスは後ろに倒れなくなって安定している。
<二回目は四日後>
骨盤、下半身、重心は安定している。左腕の症状はでていない。右腕の痺れは小指側に軽減しているがまだある。手の力は大分入るようになっている。
右手は左手に比べるとやや力が入りにくい、施術は、右肩周りの筋肉、肘から先、前腕の筋肉の緊張部分と手首の骨の調整をする。痺れと力の入りにくさは殆んどなくなった。最後に全身のバランス調整を行って施術を終了しました。
<メモ>
痺れは神経と血管が、骨格の歪みや筋肉の過度の緊張で圧迫され出てきます。圧迫されて症状が出ているので、湿布薬やテーピングを長時間していると悪化することがあります。
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