TOP > 症例集 > 手、足の症状 > 慢性の腕と首の痛みと、背中から胸の圧迫感...(橿原市 30代女性)
<初回の状態>
三年前にタンスを動かしたときにバランスを崩して腕と肩に肉離れのような症状を起こす。
強い痛みは二週間ぐらいで治まったが、その後から肩から腕の凝り感が出るようになり、マッサージやカイロの施術を受けていたが、半年前から胸から背中に掛けて圧迫感と呼吸の辛さを感じるようになって、二ヶ月前からは腕のうずきで、寝られなくなる日が週に何回かある。
<施術の経過>
腕と肩の左側へ逃げるような強い歪みがある。重心バランスは前側へ大きく崩れ、片足立ちは両方とも安定できない。首を動かすと前後左右ともに腕と肩甲骨に鈍痛がある。首を前に倒すときは、胸と背中の圧迫感が強く出る。両腕とも動かすと肩から腕に痛みがあり、右腕の動きの制限と痛みが特に強い。
長い期間マッサージや矯正を受けているので、筋肉が興奮状態で、関節が動きすぎている。
まず、歪みの強い肩と腕の調整をして、興奮している首周りの筋肉の興奮を安定させ、重心がバランスを取れるように骨盤と下半身を調整する。
首と腕の動きの痛みは、右腕の動作時と胸の圧迫感以外は、殆んど軽減する。
<二回目は三日後>
夜間のうずきはなかったが、右腕の動作痛と、首を前に倒した時の胸の圧迫感は、最初のときより範囲は狭くなったがまだ強い。その他の痛みは軽減している。
肩の強い歪みは右腕の捻じれだけになっていて、重心バランスも体の中心付近でとれている。片足立ちもぐらつくがバランスはとれている。
施術は、右腕、肩、胸郭と頭の位置を調整して呼吸の安定が出来る様に行う。骨盤、下半身のバランスも調整。右腕の動作痛は、突っ張り感だけで、首を前に倒しても胸の圧迫感は背中には出なくなっている。
<三回目は五日後>
夜間のうずきと日常の動作では、肩こりは感じるときがあるが酷くなく、強い痛みはなくなっている。仕事が終わったときに、右腕から肩にかけてのだるい感じと、下を向くと胸の軽い圧迫感と呼吸のしにくさを感じるときがある。体の重心バランスは、ほぼ中心で安定している。
胸郭と腕肩の調整を中心に、下半身のバランス調整も行う。下を向いて呼吸したときに少し吸いにくさを感じる意外は症状はなくなる。
<四回目は一週間後>
時々肩こりは感じるときはあるが、それ以外は大きく深呼吸をすると、胸の中で突っ張りを感じる所がある。
深呼吸時に突っ張るところが横隔膜付近なので、下部肋骨と横隔膜の緊張を緩和し、全身のバランスを調整をする。深呼吸をしても突っ張るところがないので、今回で様子を見てもらうことにしました。
<メモ>
強いマッサージや骨格強制を長期間受けられていたので、筋肉の興奮や関節の不安定感がありました。
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