TOP > 症例集 > 手、足の症状 > 左肩から腕への鈍痛と疼き...(五条市 30代男性)
<初回の状態>
原因のよく分からない一週間続く左肩の鈍痛と疼き、安静時に症状があり動かすと関節がゴリゴリいうが鈍痛や疼きは楽になる。深呼吸をすると左側の胸に圧迫感を感じる。
<施術の経過>
体の重心軸が左後方に崩れている。左腕を回すときに関節音と動かしにくさを感じる。鈍痛と疼きは、うつ伏せで寝ると出てきて、時間とともに症状が強くなる。
通常左肩の発生原因のよく分からない症状は、心臓と肋骨、横隔膜の緊張による肝臓への影響などが関係してることが多く、施術は心筋膜と肋骨の可動性の改善と、横隔膜と肝臓、肝臓を包む筋膜の膜同士のすべりの改善から始め、左右の重心軸調整、腰椎、胸肋関節の調整と水平感覚を安定させる。
うつ伏せ寝での鈍痛と疼きは五分寝てもらうが出ない、深呼吸時の左胸の圧迫感はなく、左腕を動かすときの関節音は余りしなくなるが、何度か回していると音が出る。腕の回しにくさはなくなって腕全体が軽くなった。
<二回目は五日後>
三日間は余り鈍痛と疼きは感じなかったが、昨日今日と徐々に症状が出だす。うつ伏せ寝では、強くなっていかないが、軽い鈍痛がしばらく寝ていると出る。肩を動かすときに少しの動かしにくさと、関節音がする。
体の重心軸、腰椎、胸肋関節の調整と心臓と肋骨、横隔膜と肝臓を中心に施術を行う。施術後、うつ伏せでしばらく寝ていても鈍痛はでない、左腕の回しにくさなく、関節音はほとんどしなくなる。
<三回目は一週間後>
施術後二日までは多少の鈍痛があったが今は感じなくなる。左腕を回すときに右に比べると回しにくさと、少しの関節音がある。
施術は左足の重心バランスの調整と、左肩関節と肋骨、心筋膜の調整をする。施術後は左腕の動きの悪さと肩の関節音がなくなったので、今回で一度様子を見てもらうことにしました。
<メモ>
特に原因がなく起こる左腕、肩の不調は、左肩の乗っている左上部の肋骨との関係がうまく行かなくなって起こることが多いのですが、そのバランスの崩れを起こす原因に、左上部肋骨の下に位置する心臓や、肋骨の下部にある横隔膜と肝臓が関係して起こることがよくあります。心臓、肝臓の循環系の中心の臓器は急激な気温上昇によって上がる心拍数の上昇などがきっかけで、バランスを崩すことがあり、今回のような左腕、肩の症状に関係します。
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