TOP > 症例集 > しゃがんで座ってからの膝の痛み...(葛城市 50代女性)
<初回の状態>
三日前にしゃがんで一時間ほど草引きをしてから左膝が痛みで曲げるのが辛くなり、椅子に座るのも足を伸ばさないと痛みで座れない。立っていると膝の痛みはそれほどないが、歩行では痛みを感じてかばった歩き方になる。
左足に重心を掛けると膝に痛みを感じ左足軸足の片足立ちは出来ない。
<施術の経過>
膝の痛みが出る以前から長時間の座り仕事の為、毎日足が浮腫む。運動は普段殆んどしていなく、高血圧の薬を飲んでいる。
膝関節は、水がたまりやすい関節で、痛みや腫れがない状態でも膝周辺の循環が悪いと、少しの負荷が膝に掛かった場合でも強い症状が出るときがあります。
施術は、膝周辺の血液循環を安定させる為、左足重心軸調整後、内臓調整(心臓、肝臓系、横隔膜)をしてから、背骨と骨盤の調整をしました。
施術後、歩行時と膝を曲げて座るのは痛みがなくなり、片足立ちでは、ぐらつきと鈍痛が残りました。
<二回目は三日後>
左膝の状態は、左足軸の片足立ちは痛みはないがぐらつく、長時間椅子に座って立つときに時々痛みが出る。
施術は、内臓調整後、左足重心軸調整と骨盤調整、水平感覚を調整して片足立ちのぐらつきと椅子から立ち上がりの違和感などがなくなりました。
<メモ>
膝の症状は水が溜まり易い関節のため、長時間同じ姿勢が続いたり、慢性的な運動不足で足の筋肉が弱まっている方など、膝に負担が掛かる動作を急にすると膝周辺の循環不良で老廃物の排出や栄養の運搬が上手く出来ず、膝に急性の炎症を起こす場合があります。
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