奈良御所市/整体｜米田療法院の手や足の症例36です。橿原市、葛城市、奈良市から体の歪みの調整に、口コミで来院されてます。五十肩、四十肩、背中の痛み、首の痛み。

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五十肩と背中の痛み...（橿原市　50代女性）

＜初回の状態＞
２ヵ月ぐらい前から徐々両腕が上がらなくなり、腕を横から上げる時と前に腕を上げる時に耳に腕が付かない。腕が上がる限界の所で突っ張る痛みが肩の上にでる。他動検査（施術者が動かす）で両腕を上げる動きは、突っ張り感はあるが耳まで上がる。

首を右と下を向く時に、右背中の肩甲骨と背骨の間ぐらいに鋭い痛みが走る。

慢性の肩こりと寝違いも年に数回あり、しばらく前から、両手の指が朝起きた時に浮腫んで動かしにくい。

＜施術の経過＞
重心バランスは、右足重心でほとんど左に体重が上手く移行できない。

骨格の歪みは両方の肩鎖関節と肩甲骨と肋骨の動き、背骨の上部胸椎・腰椎5番、両手の手指関節、右骨盤の制限がある。

左軸が頭部に繋がってなく、胸郭の呼吸制限と両腕の循環が低下している。

施術は、左足の重心軸のバランス調整後、胸郭の呼吸制限を肋骨と横隔膜の緊張を調整して制限を解除、両腕の循環障害は、肩鎖関節と背骨と骨盤の歪みを調整して循環障害を安定させる。手指関節と股関節で重心の微調整をして初回の施術を終わる。

腕の動きは両方とも突っ張り感が残るが、耳には付くようになる。首の動きは可動範囲が広がり左右共に動きがよくなり、右の背中の痛みは、鋭い痛みは無く、鈍痛になる。

＜二回目は一週間後＞
腕は、突っ張り感があるが耳に付くようには上げられる。朝起きた時の指の浮腫みはなくなり、肩こりも仕事終わりに少し感じるときがあったが、一時的で普段は肩こりを忘れていることが多いとのこと、首は、右に向いたときに背中に詰まるような鈍痛がある。

骨格の歪みは、背骨は上部胸椎、肩鎖関節と肩甲骨と肋骨に制限がある。重心軸は左がまだ少しずれていて、呼吸制限と腕への循環制限が少し残る。

施術は、左足の重心軸を安定させてから、呼吸制限と腕への循環障害を骨格のゆがみを調整して安定させる。最後に左足重心軸を微調整して全体のバランスを安定させる。。

施術後、腕を上げる時の突っ張り感と、首を回したときの背中の痛みがほとんど無くなったので、今回で一度様子を見てもらうことにしました。

＜メモ＞
重心が右足重心になっていて、左に上手く体重が乗らず、下半身で体を上手く支えられていない状態でした。上半身の特に肩に力を入れて頭を支えていた為に、肩こりが慢性化し、肩関節や上部の背骨、肋骨に負担が掛かって、呼吸や、腕への血液循環に問題が出て、手指のむくみや五十肩を起こしていました。

五十肩は、肩関節や腕への血液の循環の問題が起こり、腕を支えている筋肉が上手く働けない状態が続くと起こってきます。自分で動かして腕が上がらなくても、施術者が腕を持ってあげると上がる場合の五十肩は、筋肉の血液循環が回復すると比較的短期間で回復する場合が多いです。

施術者が持ち上げて動く場合でも腱が断裂している場合がありますので注意が必要です。