奈良御所市整体/カイロプラクティック｜米田療法院の腰、背中、腹部の症例集①です。ぎっくり腰、急性腰痛の症状です。

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年末、大掃除のぎっくり腰...（橿原市　40代女性）

年末の大掃除の時に腰に痛みが走る。その時は痛いながらも動け、大掃除を続ける。翌朝、起きる時に痛みでしばらくは動けなかった。動き出すと朝ほど痛くないが、腰を痛みで伸ばせない状態が続くので、来院される。

＜施術の経過＞

＜初回＞
痛みのため腰が伸ばせないので、座位で施術をはじめる。少し前から外にいる時間が長く、冷えと腰の張りがあったとのこと。冷えとの関連から、腎臓と骨盤底の筋群にアプローチをする。腰が伸ばせるようになったので、うつ伏せに寝てもらい、殿筋と骨盤を調整して終了する。炎症があまり酷くないので、アイシングはせずに入浴を控えるだけにしてもらう。

＜２回目＞
年内最終の翌日に続けて来院。朝は前日ほどの痛みは無いが、立ったり座ったりする時に骨盤右側が痛い、殿筋の安定と腎臓、循環を促すために肝臓の動きをつける。最後に全体のバランスを取る為に、頭蓋骨の調整をする。

＜３回目＞
年明けの１週間後に来院。朝起きる時に少し痛みがあるのと、腰のだるい感じが残る。骨盤周りの筋肉がいくつか弱いので、腹圧と骨盤、脊柱を調整をする。胃腸に関係する筋肉が弱っていたので、１週間ほど食事を軽めにするよう伝える。

＜４回目＞１０日後に来院。朝の痛みは無くなったとの事、靴下を履く時、右足が履きにくい。右の殿筋が弱いので子宮と骨盤底のバランスを取り、頭蓋骨の調整でホルモンバランスを安定させる。症状は安定したが、お腹の調子を崩すことが多いとの事なので、様子を見ながら月一回ぐらいで来院して頂くことにして終了する。

＜施術メモ＞この方は、慢性的な胃下垂があり、胸焼けや胃炎が持病、その為、常に骨盤周辺の筋肉が緊張状態にある。そこに冷えで内臓下垂がひどくなり、筋肉の緊張が増して、その状態で大掃除したことにより、右の骨盤の靭帯に炎症を起こしたと思われます。