TOP > 症例集 > 腰、背中、腹部の症状 > ストレッチをやっていてぎっくり腰...(高田市 40代男性)
普段から体操とストレッチを寝る前に軽くやっていたが、少し前から夕方に腰の重さを感じ出したので、寝る前のストレッチを普段より時間を掛けてしていた時に、腰の所でボキっと音がして痛みを感じた。そのまま就寝して朝起きる時に腰痛を感じたが、そのまま仕事に行き、昼ごろから腰痛が強くなってきて夕方には歩くのも辛い状態になる。
<初回の状態>
膝上に手をあてて支えながら腰を曲げて何とか歩ける状態で、仕事の帰りに来院される。座っても腰を落とすと痛いので腰を反った状態でないと座っていられない。立ち上がるときも、太ももを両手で支えながらやっと立てる状態。仰向けは痛みで出来ない。うつ伏せでは寝られる。
<施術の経過>
骨盤部分の靭帯の炎症が強いので、うつ伏せで寝て体重を利用した骨盤矯正器具で矯正をしながら、アイシングを20分行う。骨盤矯正後、腰椎の歪みを強制してから、足にサポートを巻く。立ち上がるときはまだ痛みが強いが、歩くのは足に手を当てなくても、少し腰を曲げ気味にして歩けるようになる。今日は入浴と飲酒を控えてもらい、二時間ごとのアイシングを家でお願いする。
<二回目は翌日>
今日の朝起き上がるときは痛みが強かったが、立って歩くのは前日よりも痛みが楽、椅子から立ち上がるときも、物を掴まなくても立てるようになっている。
体重を利用した骨盤の矯正と腰椎を矯正して、全身のバランスを調整する。歩くのと椅子から立ち上がるときの痛みは、腰の重さを感じるだけになる。前屈や腰をひねる動作では痛みがまだあり、下に座って立ち上がるときは痛みが強くある。家でのアイシングは続けてもらう。
<三回目は三日後>
朝起きるときや中腰は痛みはまだ強いが、椅子から立ったり歩くときはほとんど痛みがなくなる。日常の動きではしゃがんだり、靴を履くような動きが辛い。
骨盤の矯正と緊張したお尻の筋肉を緩め、全身バランスを調整する。しゃがんだり靴を履く動作もまだ痛みは残るが、かなり軽減する。
<四回目は五日後>
朝の痛みが少しあるのと中腰で靴を履く動作以外は痛みはほとんどなくなる。骨盤と腰椎の矯正と下半身の筋肉を調整する。中腰で靴を履く動作で痛みがなくなったので、今回で施術を終わりました。
<メモ>
無理なストレッチをしたため、骨盤の靭帯を痛めて炎症を起こして、ぎっくり腰になってしまいました。
◆詳しい当院への道順は、地図/道順をご覧下さい。
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