奈良御所市整体/カイロプラクティック｜米田療法院の腰、背中、腹部の症例集⑳です。慢性の腰痛が最近、坐骨神経の痛み。

TOP > 症例集 > 腰、背中、腹部の症状 > 慢性の腰痛が坐骨神経痛の様な痛みに...（生駒市　60代男性）

慢性の腰痛が坐骨神経痛の様な痛みに...（生駒市　60代男性）

30年前から腰痛があり、腰をそらしたり長時間歩くと痛みが出ていた。少し前から右のお尻から太ももの裏側に、坐骨神経痛のような痺れた感じの痛みが出るようになる。前立腺の肥大と便秘が酷いとの事。

＜初回の状態＞
立って腰を反るときと、捻る動きで右のお尻から太ももに痛みが出る。お腹の張りが強く腸の動きがなく下垂している。骨盤は開いていて、骨盤を支えるために、両足の股関節の動きが外側に止まっている。
＜施術の経過＞
骨盤と股関節の動きを回復させるために、下垂して動きのない内蔵調整をしてから、股関節の動きと骨盤を調整する。体を捻る動きは大分やりやすくなり痛みも減るが、反ると痛むので、緊張の強いお尻の筋肉と背骨の動きを調整すると反るときの痛みがなくなる。

＜二回目は一週間後＞
腰の痛みはほとんどなくなったが、座る時やしゃがむ時に怖さがあって、ゆっくりとしか座れない。便の出が良くなったと言われる。内蔵の動きの悪さと下垂がまだあり、股関節の動きに制限を掛けているので、内臓調整をしてから股関節、背骨を調整する。しゃがむ時の怖さがなくなって深くしゃがめる様になる。内臓の動きがかなり悪くなっていたので、飲食での注意点を説明して施術を終わりました。

＜メモ＞
便秘が酷く内臓（特に腸）の動きが悪く下垂を起こしていました。下垂した内臓が骨盤の動きと股関節の動きに制限を掛け、腰痛になっていました。内臓が慢性的に下垂を起こすと、体の一番下にある臓器、男性では前立腺、女性では子宮や卵巣が圧迫されて問題が起こります。また、膀胱も内臓下垂で圧迫を受けやすく、膀胱炎や頻尿、尿漏れなどの原因になります。