TOP > 症例集 > 腰、背中、腹部の症状 > 定期的に繰り返すぎっくり腰...(橿原市 40代男性)
長い休暇になると決まってぎっくり腰になる。今回も一週間ぐらいの休みの中頃に、ぎっくり腰になり動けなくなる。何とか動けるようになったので、来院される。
<初回の状態>
自力で歩けるが、手で太ももの前を持っていないと腰砕けになる。座ったり寝た状態から立ち上がる時に、右側を中心にかなりの痛みがある。普段から慢性的に重たさや不安感があったとの事。
<初回>
座位で手で体を支えていないと痛みがあるので、今回は下半身で体が支えられるように施術を行う。足から体を支えられるように安定させると、手で体を支えなくても座れるようになる。下手に体の動きをつけると痛みが強くなるので、下半身に筋肉が安定するように再度足から調整し、アイシングとサポートを入れて初回の施術を終わる。姿勢を変える時の痛みはまだ強いが、立ったり、座るのはだいぶ楽になる。
<②回目>
2日後に来院。今回までにアイシングは続けてもらっていた。歩行はほとんど痛みはなく、座るのも動かなければ痛みはない。立ち上がるときや姿勢を変えるときは、まだ痛みが強いのと前屈と体を反るのは痛くて出来ない。足から筋肉を安定させ、骨盤と腹部の調整と背骨のゆがみを調整する。寝てから起き上がるのはまだ辛いが、座った状態から立ち上がるのは痛みがましになる。前屈と反るのは痛いながらも出来るようになる。
<③回目>
3日後に来院。動きはだいぶましになるが、朝起きるときはまだかなり痛みがある。動き始めると痛みは楽になるとの事。寝て起き上がる動きはまだ痛みがあり、前屈と反るのはだいぶ出来るが痛い。骨盤とお腹のバランスを安定させ背骨を調整する。前屈と反る動きの痛みは、かなり軽減する。起き上がるのも痛いが力が入るようになる。
<④回目>
五日後に来院。朝はまだ痛みがあるが、痛みは軽くなっている。動作では腰に重たさや張り感はあるが痛みはない。前回同様の施術を行うと起き上がる時の痛みはほとんどなくなる。腰の重さと突っ張りもなくなる。今回で一応終了にしましたが、仕事が腰にどうしても負担がかかるので、しばらく定期的に施術を続けられることになりました。
<メモ>
この方の場合は仕事が忙しく、疲労の蓄積で体の筋力全体がダウンぎみで、仕事をしている時はその緊張で体を何とか支えることが出来ているのですが、いったん長い休みで体の緊張が解けると、体を支えられなくなり、ちょっとした事でぎっくり腰になっていたと考えられます。
この方のように、慢性的な疲労状態が続くと体の機能が低下してしまい、体を休めた時に一気に症状として現れる場合があります。いったん限界になると回復に時間がかかりますので、その前に早めの体のメンテナンスが大切です。
◆詳しい当院への道順は、地図/道順をご覧下さい。
TOP > 症例集 > 腰、背中、腹部の症状 > 定期的に繰り返すぎっくり腰...(橿原市 40代男性)
TOP - 初めての方へ - 当院の施術 - 症例集 - プロフィール - よくあるご質問 - 料金案内 - お問い合わせ
地図/道順 - 首の問題 - 頭の問題 - 肩・背中の問題 - 腰の問題 - 足の問題 - 手の問題 - その他の問題 - リンク
Copyright© 2012 米田療法院 All Rights Reserved.