奈良御所市整体/カイロプラクティック｜米田療法院の腰、背中、腹部の症例集30です。腰の痛み、急性腰痛、ぎっくり腰。

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年末のぎっくり腰から続く腰痛...（橿原市　40代女性）

年末の職場の大掃除でぎっくり腰になる。強い痛みは三日ぐらいで治まったが、物を持ち上げたり、長時間立っているとぎっくり腰時ほどではないが、腰痛が出て二日ほどで少し楽になるのを繰り返している。前屈時や体を反らすと痛みが腰の中心に出る。

＜初回の状態＞
来院時は強い腰痛はないが、前屈時や腰を反らすと腰の中心に痛みがあり、体をひねる動きで痛みはないが動かしにくい。ぎっくり腰は二年前ぐらいから何度か繰り返しているが、今回のように長引くのは初めてで、生理痛がぎっくり腰を最初にしてから強くなったとの事。

＜施術の経過＞
体の状態は、骨盤内の緊張が強く、腰椎部で左に大きく歪みが出ている。重心バランスは前部以外はぐらつく、片足立ちは両方とも大きくバランスを崩す。

施術は、左右の足の軸を調整後、横隔膜の緊張、腹部の圧力を安定させて、骨盤の歪みと子宮周辺の緊張を調整、腰椎の歪みと背骨全体のバランスを取る。

二回の施術後、腰痛は長時間立ったり重い物を持ち上げても出なくなりましたが、生理痛の様子を見ながら施術を継続中です。

＜メモ＞
最初のぎっくり腰後、骨盤の歪みと子宮周辺の緊張状態が続いていて、ぎっくり腰を繰り返して起こしていたと考えられます。生理痛が強くなったのも同様の理由ですが、生理痛はホルモンバランスの状態も影響してくるので、腰痛などの筋骨格系の痛みより時間が掛かる場合が多いです。