奈良御所市整体/カイロプラクティック｜米田療法院の腰、背中、腹部の症例集⑥です。腹痛の伴う腰痛。

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お腹の調子が悪くなると出る腰痛...（御所市　50代女性）

20年前に盲腸と大腸の手術を続けて受ける。その後から冷えたり、長時間立っていたりすると腹痛になるようになる。腹痛が出ると決まって腰痛も出る。最近は腰痛は慢性的になってきて、常に鈍痛があるので中腰や座っているのが辛い。

＜初回の状態＞
少し前から腹痛になっていて、腰全体が重さとダル痛さがある。右下腹部に手術痕があり、腹部全体が張っていて触診すると下腹部に圧痛がある。座ると腰に鈍痛と、腹部が重苦しく、体をひねる動きが辛い。

＜施術の経過＞
腹部の手術痕周辺が硬いので緩め、骨盤と横隔膜周辺の緊張を調整する。肩こりがあるので、肩甲骨と肩の緩和操作、背中の緊張が強いので、胸椎に動きをつける。

二回目は一週間後。腰痛は立っていると少しだるい程度、お腹の張り感がましで、肩こりが楽になって体が暖かく感じるとの事。腹部の張りがまだあるので調整して、肩周りと胸椎周辺の緊張の緩和と動きをつける。現在は季節の変わり目などでお腹の張り感を感じる時にメンテナンス的に調整にこられています。

＜メモ＞
盲腸の手術後、盲腸をとった後に炎症を起こして大腸の手術を受けたので、その周辺の癒着が酷く、お腹を冷やしたりすると引きつるので、腹痛になると思われます。お腹のバランスが崩れて下垂するので、骨盤のゆがみや、そがったお腹に引っ張られて背中、特に胸椎の動きに問題が出ていました。その影響で腰に負担がかかり腰痛になっていたと思われます。