奈良御所市/痛くない整体院｜米田療法院のその他の様々な症状の報告集①です。アトピー、アレルギー。

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子供の頃からのアトピ－性皮膚炎...（葛城市　30代女性）

赤ちゃんの時からアトピー性皮膚炎が続いている。母親の紹介で来院。
薬は症状に応じてなんども変えながら服用を続けている。症状はかゆみや皮膚の赤味などはずっと続いていて、季節の変わり目や乾燥するとかゆみが酷くなり、掻いてしまって傷が出来て、また痒みがひどくなる悪循環になる事が多いとの事。

＜施術の経過＞

＜初回＞
母親から相談を受けたときに、かなりの難産（出産時にゆがみの影響を考えて）とお聞きしていたので、頭蓋骨の歪みから調べる。案の定、頭蓋骨の動きが悪い箇所が多く、頭への循環がうまく行ってないので初回は頭蓋骨の調整を中心に施術を行う。

＜２回目＞
四日後に来院。前回の施術後に顔のほてり感と赤みが少しましになったのが、二日ほど続きその間は痒みが幾分ましで、痒み止めも回数が減ったとの事。三日目からは痒みと顔の赤みが戻る。
前回に続き、頭蓋骨の調整、それと、免疫系を安定するために、内分泌や腺（ホルモン系）系統に関係する筋肉を検査すると、弱っている筋肉が多い。背骨の調整と、内分泌腺（甲状腺や胸腺、副腎）などの調整で筋肉を改善させる。顔の赤みと痒みが減る。

＜３回目＞
一週間後。前回から顔の赤みと肌の乾燥の感じが幾分ましになった感じがするとの事。痒みも少なくなった状態が続いている。しかし、食後や体が温まると痒みが強まり、掻いてしまう。
免疫系に関係する筋肉は前回より弱い筋肉が減っている。まずその修正と頭蓋骨の調整を行う。体を支える骨盤周りの筋肉の改善と、ビタミンの吸収を増すために、胃腸の動きを調整する。

＜４回目＞
一週間後の来院。見た目にも顔の赤みがかなり減っている。痒さも、食後や温まると痒みは増すが、今迄で一番ましとのこと。前回同様の施術をする。

＜５回目＞
一週間後。顔色と痒みが落ち着いてきて、薬も使う頻度が少なくなってきている。食後の痒みが少なくなるように腸関係の筋肉と胃腸の調整をメインに施術をする。

＜６回目＞
１週間後。控えてもらっていた油物と甘い物を今週は何回か取り、痒みが出てきて掻いてしまう。もうしばらく食事制限をしてもらう。腸の調整と頭蓋骨からホルモン系を安定させる施術を行う。

＜７回～９回目＞
前回と同様のアプローチで施術を行う。

＜１０回目＞
かなり皮膚の状態や痒みなどは安定してきたので、次回の施術まで食事は自由にとって貰う事にする。

＜１１回目＞
一週間後。普通の食事でも少し痒みが食事内容によって出る時があるが、一時的なものとのこと。仕事が忙しかったり、寝不足になると症状が出てくる時もあるが、大分落ち着いてきたので様子を見ながら、２週間～月に１回ぐらいのメンテナンス的な施術に切り替えることにする。

＜施術メモ＞
この方は初診の時に痒みの悪化する因子として、食後と暖かくなる事、と記入しておられました。
食事の内容的にはあまり気にされてなかったのですが、初回から甘いものと、乳製品と油物を少なくして頂く様にしました。
甘いものは腺系統のすい臓に、乳製品と油物は腸や肝臓系統に負担がかかるので控えてもらいました。
この方の場合は特に頭蓋骨の歪みがひどく、自律神経系にかなりの負担をかけていました。その影響で内臓系統の働きが悪く、その内臓に関係した筋肉が弱り、体を支える骨盤周りの筋肉にも弱っている筋肉が多数あり、その状態で体のバランスを取る為に、骨格の歪みも強くなってしまうという悪循環になっていました。
今回のケースでは、頭蓋骨のゆがみを最優先に取ることと、免疫系の調整、ビタミンの吸収力を上げるための胃腸の調整と食事の制限が、回復する上で重要になっていたと思われます。