奈良御所市/痛くない整体院｜米田療法院のその他の様々な症状の報告集⑬です。

TOP > 症例集 > その他の症状 > よくこける。お腹もよく痛くなり、骨折も２回している...（大阪在住　８歳女児）

よくこける。お腹もよく痛くなり、骨折も２回している...（大阪在住　８歳女児）

母親によると、何でもない所で、よくこけるとの事。お腹も頻繁に痛くなる。
初回時の状態は、出産は普通分娩でやや難産気味。
お腹が全体に出すぎている。こけた時に二回腕を骨折している。

＜施術の経過＞

＜初回＞
片足立ちでは、両方とも、かなりグラつき、バランスが悪い。腹部は張りが強く、押さえると痛がる。
出産時のものと思われる頭蓋骨の歪みと、肋骨を修正し、腸の動きをうながし腹圧を調整する。
腹部を押さえても痛みはなく、立った時のお腹の出っ張りがいつもより少なくなったと、お母さんが言われる。
片足立ちをしても、右は少しぐらつくが、左はかなり安定する。

＜２回目＞
一週間後に来院。こけることもほとんど無かったとのことで、腹痛も今週は訴えていない。
お腹のお出っ張りも少なくなっていて、片足立ちは左右さもさほど無く安定している。

腹部の圧痛が少しあるので、腸の調整と頭蓋骨の調整をする。
腹部の痛がる箇所もなくなったので、しばらくは消化のいいものをとって、様子を見て貰うことにする。

＜施術メモ＞
出産時に頭蓋骨は形を産道にあわせて出て来ます。
出てきた時に元の形に戻りますが、それがうまく行かず動きが制限される事があります。
難産や帝王切開などは、頭蓋骨の動きに制限が出る可能性が高くなります。

この女の子も、頭蓋骨の制限がもとで頭が傾き、それをかばう為に肋骨の動きが悪くなり、骨盤とのバランスが崩れていました。
その為、腹筋がうまく働かず、足の筋肉が体を支えるために緊張が取れず、踏ん張ることが出来なくて、よくこけていたと思われます。

腹筋が弱い状態なので腹圧があがり、腸の動きに影響が出て、お腹の調子の崩しやすさに繋がったと考えられます。