TOP > 症例集 > その他の症状 > 背中から腰の痛み、側彎症がある...(広陵町 中学生女子)
小学生高学年ぐらいから腰痛がある。学校の検診で側湾症と言われる。最近、背中のコリ感と腰の痛みが継続的にあり、特に生理中は頭痛も伴い酷くなり、学校を休むこともある。
<初回の状態>
右側が盛り上がる側湾症がある。右の背骨の横の筋肉の緊張が強い。重心バランスは後ろと左右が不安定。廻旋、前屈、上体を反らす、どれも腰と背中に突っ張りと痛みが出る。
<施術の経過>
筋力は足と内股、腹筋、お尻が弱い。上向きで寝た状態で腰を持ち上げると、背中の筋肉が攣る。足首を伸ばしてもらうと、両方ともふくらはぎが攣る。筋肉が全体に緊張している。肩から全身の緩和操作をしてから、背骨のバランスを調整、骨盤と腹部の緊張を緩める。お尻の筋はまだ弱いがその他は回復する。重心バランスはまだ、後ろが少し不安定。廻旋の動きでの痛みは出ない。
二回目は一週間後。腰と背中の痛みは軽減している。前屈と体を反らすとまだ背中に張りが出るが、腰に痛みはない。背中の筋肉の緊張は前回よりましで、柔らかくなっている。重心は後ろが不安定で筋肉はお尻が弱く、内股も少し弱い。ふくらはぎと背中の筋肉は動かしても攣らない。背骨と背中の筋肉を肩甲骨から緩和操作をする。体の循環が安定するように内臓調整をする。筋肉は回復し、体を反らすとまだ少し張るが、前屈では背中が張らなくなる。重心も安定する。
三回目は一週間後、あれから生理が来て、生理中だが何時もより大分楽で、腰と頭が少し重さがある程度。重心は少し後ろが弱い。体を反らすと少し張る。背中の筋肉の緩和と、背骨、内臓調整をする。重心バランスの安定と背中の症状がなくなリました。側湾症があるので、月に一度、メンテナンスで来院されています。
<メモ>
側彎症は、体や背骨の動きに左右差があり、その状態で体が成長していくために起こると考えられます。体の成長期間に、全身のバランスが安定していることが、正しい身体育成にとって重要になります。
◆詳しい当院への道順は、地図/道順をご覧下さい。
TOP - 初めての方へ - 当院の施術 - 症例集 - プロフィール - よくあるご質問 - 料金案内 - お問い合わせ
地図/道順 - 首の問題 - 頭の問題 - 肩・背中の問題 - 腰の問題 - 足の問題 - 手の問題 - その他の問題 - リンク
Copyright© 2012 米田療法院 All Rights Reserved.