TOP > 症例集 > その他の症状 > 左膝の成長痛と体のバランスの崩れ...(橿原市 6歳男子)
一週間前から左膝の痛みを訴へ、最初は歩けないぐらい痛みがあった。今は歩けるが、曲げると痛みがある。左右の足の長さが違い、骨盤の歪みが気になるのでそれも見てほしいとの事。
<初回の状態>
しゃがむことは痛みで出来ない、左足を曲げると90度ぐらいから痛みが出る。体が硬く前屈で床に指が20cmぐらい上にしか行かない。鎖骨を1才位の時に折っているがどちらか忘れたとの事、触診では左の鎖骨の動きに制限がある。片足立ちでは両方ともぐらつき安定しないが、膝に痛みはない。
<施術の経過>
左膝の靭帯と半月板は動きに問題がないが、膝蓋骨(膝の皿)に動きの制限がある。左足が短く骨盤に回転性の歪みがあり、肩は左鎖骨の制限で、左右の肩のバランスが崩れている。
最初に股関節と骨盤の歪みを調整、膝を曲げて90度では痛みが出なくなるが、深く曲げると痛みが出る。膝蓋骨を調整すると膝の痛みが消失。鎖骨と背骨の歪みをとってから、立ってしゃがんで貰うと膝に痛みがなく、前屈も床に指が届くようになり、片足立ちも安定する。足の長さも左右差がなくなる。
<メモ>
小さいときに折った鎖骨の動きの制限で、肩がゆがみ、その歪みの影響で骨盤も歪んでいました。体に歪みがある状態で、体が成長するため膝に痛みが出たと思われます。成長痛は体の歪みがあったり、過度のスポーツをしていると起こりやすくなります。
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