TOP > 症例集 > その他の症状 > 交通事故後、ふらついて体をよくぶつける...(橿原市 50代女性)
一ヵ月半前に交通事故で頭部などを打撲する。事故後、めまいの様な感じがあり、ふらついて体や頭をよくぶつけるようになる。病院の検査では、これといった異常は見つからず、交通事故による一過性のふらつきではないかと言われ、薬をしばらく飲んでいたが、症状に変化がなく来院される。
<初回の状態>
症状は、眼が重く、物がぼんやり見えるような感じで、後頭部から首に掛けて重だるい。じっと立っていると体がふらついて来る。
片足立ちは、両方ともバランスが取れない、眼の指追い検査は上下と横の動きで眼振がでる。視野は左上方と右横方向が見難い。重心バランスは前後左右ともに崩れていて、後ろが特に崩れが強い。
<施術の経過>
体全体に歪みがあり、頭部から首の緊張と歪みが強い。最初に下肢と骨盤の歪み、背骨と胸郭を調整する。目の重さが楽になり視界がハッキリ見えるようになる。立つとふらつきは軽減しているがある。頭蓋骨調整で頭部の緊張と首のバランスを調整する。立っているときのふらつきは余りでなくなるが、片足立ちのぐらつきは左足に残る。視野左上方が少し見難さが残るが、指追い検査での眼振は殆んどでなくなる。
<二回目は三日後後>
眼は重さが軽減し夕方に少しだけでる。ふらつきは余り感じず、体をぶつける事もなくなる。肩から首の重さがある。片足立ちは左がぐらつく、重心バランスは後ろに崩れる。視野は左上方が少し見難い、指追い検査は正常。
骨盤と下肢、背骨を調整して頭蓋骨調整をする。肩と首の重さがなくなり、視界の制限と重心の崩れがなくなる。
<メモ>
交通事故は軽いものでも感覚系のバランスの崩れが出る場合が多く、特に視覚に問題が出やすく、眼振(眼の振るえ)などが出る場合、視野や物の認識が上手く行かず、めまいやふらつき、空間認知感覚の問題が出て、体のバランスが上手く取れなかったり、物との距離感が狂うので、体を物によくぶつける様になります。
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