TOP > 症例集 > その他の症状 > 長年の生理不順と痛み、慢性頭痛...(橿原市 30代女性)
10代の頃から生理の状態が不安定で痛みがひどい。生理痛は薬で対応しているが、生理の期間や量が毎回違う。生理期間中は頭痛が強くなる。肩から首に掛けてのコリがある。頭痛は慢性的で体調や天候によって痛みが違い、頭全体が痛い感じの頭痛。
<初回の状態>
体の重心は前後に不安定、肩首のコリ、軽い頭痛がある。足がむくんでいて、しゃがむと突っ張り感と膝が少し痛く、後ろに倒れそうになる。体は常に重く感じて動くのがおっくう。
<施術の経過>
骨盤はネジレながら前に傾き、骨盤底で内臓を支えられていない。子宮が上から内臓に押さえられている状態。骨盤と内股の筋肉が弱くなっていて重心が崩れているので、骨盤内と下半身の循環が悪くなっている。
体の重心が崩れて、頭の位置が前にいくので、肩と首の筋肉で支えるため、肩コリとコリによる頭への循環不良で頭痛が出ている状態。骨盤と足の軸を調整し、内臓と骨盤のバランスを整える。肩甲骨が肩の筋肉の緊張で動かなくなっているので緩和操作し頭部と肩のバランス調整する。肩こりと頭痛は楽になる。しゃがんだ時の張り感がなくなりやりやすくなった。
二回目は5日後に来院。頭痛はあれから出ていない。体が軽くなって動くのが楽で、体が温かくなった感じとの事。前後の重心はだいぶ安定している。肩の凝りは少しあるので調整する。骨盤のゆがみと傾きを調整して弱っている筋肉を回復させる。
三回目は一週間後。あれから生理が来て、痛みもいつもより楽で、生理の量も普通だったとのこと。骨盤周りと肩を中心に調整する。頭痛も雨の日に頭の重さがあったぐらいであれから出ていない。しばらくは生理の予定日の前に月一回で調整することにしました。
<メモ>
骨盤のバランス、特に前への傾きがひどく、内臓が子宮を押し付けていました。その為、生理不順と生理痛になったと考えられます。また、骨盤の状態が悪いので下半身の循環と重心バランスが悪く、上半身が頭を支えるために緊張して肩こりや頭痛になっていました。
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