TOP > 症例集 > 頭、首、肩の症状 > 仕事の忙しくなる月末に、偏頭痛が出る...(奈良市 30代女性)
現在の仕事に就いてしばらくしてから、仕事の忙しくなる月末に脈打つような偏頭痛が出るようになる。いつもは仕事の量が落ち着いてしばらくすると楽になり、薬も効くので特に治療や検査も受けていなかった。今回の頭痛は、二日前から起こり、何時もより痛みが強く薬を飲んでも余り効かず、痛みで吐いて戻してから少し脈打つたびに痛む頭痛の間隔が開いた。頭痛が出てから夜はほとんど寝れていない。
<初回の状態>
一定の間隔で頭部右側に脈打つ頭痛と頭全体の重たさがある。食欲がなく、不眠状態なので体がだるい。
<施術の経過>
体全体の歪みは、骨盤が左回転に強くねじれていて、その影響でお腹の張りが強く、呼吸時に腹式呼吸が上手く行えていない。上手く呼吸が出来ないので、肩で息をする状態で、肩から首の筋肉の緊張と肩関節、肩甲骨、首の歪みがある。頭は左に向くときに右の首から後頭部にかけて、突っ張るような痛みがある。前に頭を倒すと肩甲骨周辺が強く突っ張る。肩を回すと肩の凝り感を感じる。
骨盤の歪みが強く、肩と頭のバランスが取れていないので、最初に骨盤の矯正を行う。腹部の緊張を調整し、右肩から首の筋肉の緊張をとるために、右肩と腕の歪みを矯正する。矯正後、お腹の張りと左に頭を向く動きで痛みはなくなる。肩甲骨への突っ張り感は残るので、背骨の矯正と肩甲骨に動きをつける。突っ張り感は軽減し、脈打つ頭痛の痛みが弱くなって痛みの間隔も開く。
<二回目は二日後>
前回の施術した夜は痛みはまだがあったが、痛み止めの薬を飲んでよく眠れて、朝には後頭部の重さと肩甲骨周辺に張るような感じだけで、頭痛はなかったとの事。
頭痛はなく、頭を左に向ける動きと前に倒す時に右肩甲骨あたりに突っ張り感がある。肩凝りは肩を動かすと少し感じる。骨盤の歪みを矯正し、足首、膝、股関節のバランスを調整。背骨と腕の矯正をして動きを確認してもらうと、首の動き、肩こりも感じなくなる。
仕事の関係でどうしても月末に疲れが溜まる。肩こりが酷くなり頭痛が出る前は分かるとのことで、しばらくは肩こりが酷くなる前に施術を行うことにしました。
<メモ>
骨盤の歪みが強く、体を上手く支えられていない状態で、腹式呼吸も出来ていませんでした。呼吸が上手く行かないので体の循環が悪くなって、骨盤のゆがみで体のバランスが悪く、肩と頭の歪みで肩周辺の筋肉が緊張して肩凝りになっている。肩凝りが酷くなってくると、頭への血行が悪くなって偏頭痛になっていました。
偏頭痛は通常、頚動脈の流れが左右のどちらかに偏り、頭の片方だけが血の流れが強くなって血管が膨張し、脈を打つときに痛みとなって感じます。頚動脈の流れが頭の左右に均等に循環するように、頭と体のバランスを調整していくことが施術のポイントになります。
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