TOP > 症例集 > 頭、首、肩の症状 > 慢性の肩こり、首の張りと体のむくみ...(葛城市 40代女性)
若いときから慢性的に首から肩に凝りがあり、月に一回ぐらいマッサージに行っていた。一週間ぐらいで肩こり、首の張り感が元のように出てくる。以前から夕方に手足の浮腫みはあったが、最近は一日中浮腫みがある。
<初回の状態>
肩、首ともに動かすと突っ張りとコリ感が強く、首は左右の動きで背中の方にまで突っ張る。しゃがむと足の強い張り感と深くしゃがめず、後ろに倒れそうになる。重心バランスも後ろ側に崩れている。上向きで寝ると背中の突っ張り感がしばらく出て、背中がベッドに上手く着いていない感じがするとの事。
<施術の経過>
慢性の循環不良で、体の代謝が上手く行えていない、呼吸も深く吸えず、上部の胸郭がうっ血気味になっている。呼吸と首から頭に掛けての血流を安定させるため、最初に、横隔膜と腹部の緊張を緩めてから、心臓周りの肋骨の歪みの調整と肩の歪みを調整する。
深呼吸が出来るようになり首の周りが、何かすっきりしたと言われる。次に足の浮腫みを安定させるために、骨盤と足のバランスを調整する。首と肩を動かしてもらうと、かなり楽に動けるようになる。深くしゃがんでも後ろに倒れそうにならず、足の突っ張り感も少ない。
<二回目は四日後>
肩と腕に少し重たさは残るが、首の張りは殆んどなく、夜寝るときに背中が凄く楽で、今までより熟睡が出来るようになったとの事。重心は少し後ろに行っている。しゃがんでも倒れそうにならないが、突っ張り感は少し出る。腕を回してもらうと、重さとだるさが少しある。
浮腫みは殆んどないが、循環が安定するように、胸郭と横隔膜、骨盤の調整と腹部の緊張をとる。最後に全体のバランスを調整してから、腕を動かしてもらったりしゃがんでもらっても、重さや突っ張り感は出なくなる。むくみの原因と考えられる飲食の注意点を話し、今回で様子を見てもらうことにしました。
<メモ>
全身の循環が上手く行えていなく、慢性的に代謝不良が起こっていました。それが原因で、肩こりや浮腫みがおこり、マッサージで一時的にリンパや血液の流を促してもすぐに戻る状態でした。
この方は食事の問題(食事の偏りや冷たい物の取りすぎ)で内臓の動きに問題がでて、内臓下垂状態でした。その結果、骨盤周辺が緊張して下半身の循環が悪くなり、下がった内臓に引っ張られて、横隔膜や胸郭の動きに問題が出ていました。寝たときに背中の緊張で熟睡が出来ていなく、自律神経のバランスにも影響が出て、体の代謝がさらに悪くなっていました。
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