奈良御所市/痛くない整体院｜米田療法院の頭や首、肩の問題の症例集⑲です。肩の痛み、四十肩、五十肩の症状です。

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四十肩、20代に痛めた右肩が痛みで上げられない、...（橿原市　40代女性）

20代にスポーツで右肩を痛めてから、右腕を上に挙げきったときに突っ張り感と、時々痛みがあるときもあったが、日常生活では問題がなかったので、特に治療をしていなかった。最近通うようになったジムで、水泳をしているときに右腕に違和感を感じて、しばらくしてから右腕を挙げるときに痛みが出てきて、今は、洗髪や洗顔時、特に服の着替えで右肩周辺が強く痛みが出る。

＜初回の状態＞
右腕は、水平より上に挙げると痛みが出て、顔、後頭部、反対側の肩を障る動きで痛みが出る。背中に腕を回すのも腰ぐらいで痛みが出る。

＜施術の経過＞
骨盤、背骨、下肢の歪みを調整してから肩周辺の施術をする。

肩前部の三角筋の緊張が強く、どの動きでも痛みがこの部分に出る。三角筋の緊張部分を緩め、肩甲骨と、上腕の動きをつける。顔、後頭部、左肩を触る時の痛みはなくなる。肩より45度ぐらい上げた時と、後ろに手を回す時に痛みが肩前部を中心に出る。

＜二回目は四日後＞
洗髪、洗顔時の痛みは殆んどなくなるが、服の着替えがまだかなり辛いとの事。

全身のバランスを調整してから、三角筋を中心に右肩周辺の筋肉の緩和と肩甲骨と上腕の調整をする。肩より45度ぐらいで突っ張り感を伴う痛みが出るが、強い痛みではなくなっている。後ろに手を回す動きはベルトの位置から１０㎝ぐらいまでいける。

＜三回目は一週間後＞
服を着るときに痛みや突っ張り感はあるが大分楽に出来るようになっている。今はズボンを右手で上げる時に肩の前部の痛みが強い。

肩周辺と肩甲骨、上腕の調整を行う、腕は大分上がるようになり、痛みはあるが突っ張り感の方が強い。ズボンを上げるときは痛みがまだあるので、三角筋の緩和操作をすると痛みが軽減する。腕を後ろに回すときも突っ張るだけで痛みが出なくなる。

＜四回目は五日後＞
服の着替えは大分スムーズに出来るようになる。ズボンを上げるときは、痛みより力が余り入らない感じがある。

肩周辺の調整中心に施術を行う。肩の動きは突っ張りはあるが、痛みがなく動かせる様になる。ズボンを上げる時の力の入らない状態は、前腕と肘の調整でなくなる。今回で症状が殆んどなくなったので施術を終了しました。

＜メモ＞
20代で肩のバランスを崩した状態が続いていて、普段余り使わない肩の筋肉を水泳をすることで使ったため、症状が出たと考えられます。