TOP > 症例集 > 頭、首、肩の症状 > 肩甲骨から肩にかけての強い痛み...(香芝市 40代男性)
仕事中に頻繁に20キロぐらいの重さの物を持ち上げる。四日前にその作業中に左肩甲骨に違和感のような痛みを感じ、だんだんと痛みが強くなり、左肩にまで痛みが響きだし、仕事終わりには左手を着くだけで激痛が出るようになる。
<初回の状態>
左の肩や腕を回す動きは重さは感じるが痛みはない。左手を着く時や物を持ち上げ、左肩に負荷が掛かると左肩甲骨に強い痛みが走り、左肩周辺に痺れた感じの痛みが響く。
<施術の経過>
左肩甲骨の可動性が減少、左上部肋骨と鎖骨の動きがなく、横隔膜の過緊張がある。深呼吸をすると息苦しさがあり、左肩甲骨に鈍痛が出る。
施術は、横隔膜の緊張を緩めてから、自律神経調整をし、肩甲骨、上部肋骨、鎖骨の可動性を調整する。起き上がる時に、左腕で体を起こすときに痛みが残るが、背骨と肩甲骨の協調運動を調整すると痛みが軽減、物を持ち上げて左肩に負荷を掛けても強い痛みはなく、鈍痛が残るだけになる。
<二回目は四日後>
仕事中に20キロを持ち上げる作業は、鈍痛はあるが強い痛みは出ない。仕事の終わりぐらいになると痛みは強くならないが、肩甲骨に安静時でもだるさが出てくる。左手を着くときに角度によっては痛みが出る。
施術は、肩甲骨と緊張の残る横隔膜を調整、上部肋骨と背骨の可動性をつけ、最後に体の水平バランスをつける。物を持ち上げても、左手を着いても痛みが出なくなったので今回で様子を見てもらうことにしました。
<メモ>
特に普段の仕事量と変わっていないのに症状が出たのは、大寒波直後のため冷えや心筋周辺の緊張が関係して、左肩甲骨周辺に症状が出たと思われます。
急激な気温の変化は自律神経バランスを崩しやすく、呼吸器や循環器系に関係する骨格や筋肉に症状が出るときがあります。
◆詳しい当院への道順は、地図/道順をご覧下さい。
TOP - 初めての方へ - 当院の施術 - 症例集 - プロフィール - よくあるご質問 - 料金案内 - お問い合わせ
地図/道順 - 首の問題 - 頭の問題 - 肩・背中の問題 - 腰の問題 - 足の問題 - 手の問題 - その他の問題 - リンク
Copyright© 2012 米田療法院 All Rights Reserved.